御嶽山の噴火、長さ15kmの溶岩流、岐阜の宝もの第1号「小坂の滝めぐり」、希少価値の高い炭酸泉など、観光産業の振興を通じて、地域資源を活性化することで、小坂の町づくりを目指します。大地の恵みに感謝し、自然を大切に思う人を一人でも増やし、「岐阜の宝もの」を「日本の宝もの」に育てていきます。
火山活動で地下のマグマが火口から噴出するとき、爆発して破片にならずに、液体のまま静かに地表を流れていくのが溶岩流です。
マグマの性質によって、ねばりの小さい流れやすい溶岩流では、なだらかな形の火山になり、ねばりの大きい流れにくい溶岩流は、ドーム状の火山になります。御嶽山の溶岩はねばりが中間的で、富士山のような形の裾野になっています。
御嶽火山は、溶岩流などの噴出物がたくさん積み重なってできています。約6万年前に摩利支天山から流れた草木谷溶岩流は、当時の兵衛谷を埋めながら、15kmほど先の巌立付近まで続いています。
御嶽山山頂
大平展望台
溶岩流展望台
巌立
ジオパーク認定準備委員会では、「飛騨 御嶽溶岩流」の日本ジオパーク認定を目指しています。
ジオパークとは、「大地の公園」。
ジオ(地球)に関わる様々な自然遺産、例えば、地層、岩石、地形、火山、断層などを含む自然豊かな公園を意味します。ジオパークは、これらのジオに関わる遺産を保護・研究しながら、自然と人間との関わりを理解する場所として整備。科学教育や防災教育の場として、また新たな観光資源として地域の振興に活かします。
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